TFZ KING EDITIONのレビュー

先日の11.11セールでTFZ KING EDITIONを購入し、そこそこ使ったのでレビューを書いて行こうと思います。

購入に至ったのは、見た目がタイプだったから、というのと、TFZ No.3と同じ第三世代のドライバを搭載しているという点、なんといってもディップスイッチで音質の切替ができる!というところです。ギミックのあるイヤホンって少年の心をくすぐられますよね!

個人的に、TFZは初期のSERIES1,3,5が出たときから知っていて、SERIES5の初期モデル(ケーブルの被膜がゴムゴムしているもの)を所有しております。
その後、T2Galaxyも購入しており、今回で3台目のTFZイヤホンになります。

今回のKING EDITIONは同社のKINGシリーズの名を冠しているイヤホンになりますので、音質も期待できると思っていましたが、結果は「買ってよかった」です。

箱出し直後の音は、ひたすらブーミーな低域、襖を隔てたところから聴こえてくるかのようなボーカル、そのさらに奥にいる高域と聴けたものではなかったのです。

しかしエージングにより劇的に改善し、ピラミッドバランスのいいイヤホンへ変貌しました。さすがKING。

重心の低い、非常にバランスのいい音を鳴らしてくれるイヤホンになりました。
依然として低域は多い傾向ですが、中高域に被らず、締りのあるドッシリとした下支えとなってくれているという感じがします。
中域は、低域に引っ張られることなく、艶のある音を出してくれます。
高域は、BA搭載のイヤホンよりちょっとピークが低いですが、伸びもよいです。

このイヤホン、かなりアンプを食います。ゲインが足りないと本領を発揮してくれないかもしれません。
かなりオールマイティーなイヤホンだと思いますが、ロックやメタル、ジャズなんかとは相性は抜群でしょうか。

購入している人もあまりいないみたいですし、レビューもなかなか見当たらなかったので書いてみました。

写真もなにもない記事になりましたが、どこかで見てくださっている人がいらっしゃったら嬉しいなと思います。

またなにか面白いものがあったら更新しようと思います。
それではまたどこかで